福田淳はのん復活劇の立役者?STARTO社長就任後の施策と野望とは

STARTO社福田淳さんがSTARTO ENTERTAINMENTの社長に就任したことで、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいでしょう。

そんな福田淳さんはSTARTO社の社長としてだけでなく、俳優・のんさんの復活劇の立役者としても知られており、これまでのエンタメ界の常識を覆す改革を進めてきました。

多彩なキャリアを経て培った経験と、エネルギッシュな人柄を持つ福田淳さんは、多くの人に勇気と刺激を与えているのです。

そこで本稿では、福田淳さんという人物についてさらに詳しく迫っています。歩んできた経歴とその哲学、そしてSTARTO新社長としての具体的な施策や野望までをじっくり紐解いているので、ぜひ最後までご覧ください。


※福田淳さんは 2025年6月末の任期満了を持ってSTARTO ENTERTAINMENTの社長を退任しました。

福田淳はSTARTO社長として話題? 

福田淳さんは、2023年にSTARTO ENTERTAINMENTの新社長に就任した人物として話題を集めました。

しかし、福田淳さんの活躍の場はそれだけではありません。

自身で起業した株式会社スピーディの代表取締役社長としても、タレントエージェント事業やアートギャラリー運営、リゾート施設展開、無農薬農場開発、出版事業、スタートアップ投資など、多岐にわたる事業を展開しています。

さらに、これまでに20業種以上もの新規事業や企業再生を成功させている連続起業家としても注目の人物です。 


プロフィール 

福田淳さんは、1965年に大阪府高槻市で生まれました。
高槻中学校・高等学校を経て、映画監督になるという夢を持ち日本大学芸術学部に入学しました。

卒業後は、東北新社やソニー・ピクチャーズエンタテインメントなどで、映像に携わる仕事を経験しています。

人を笑わせたい、楽しませたいという思いがありソニー・ピクチャーズエンタテインメントに転職した福田淳さんでしたが、40歳を過ぎた頃、世の中には笑うどころじゃない人が一定数いることに気付き、慈善活動にも関心を持つようになったようです。

そして、チャリティを目的とした活動「アイスバケツチャレンジ」やアフリカ支援など、幅広く活動を行っています。


人物像 

多忙を極める福田淳さんですが、日々の生活においては「歩く」ことを重視しているそうです。毎日8000歩を目標にし、朝の散歩や夕方のジムでの運動、会食後の徒歩帰宅を日課としています。

というのも、「歩く」ことで人間本来の姿に戻り、アイデアが自然と湧いてくると考えているからです。

また、難しい問題は朝に歩きながら考え、夜には脳に負荷をかけないようにするなど、独自の時間管理術を実践している人物でもあります。

福田淳を取り巻く著名な親族 

福田淳さんの父は、関西電通ラジオテレビ局長やアド電通大阪社長を務めた福田澹さんです。

また、祖父の福田薫さんは日本経済新聞社常務取締役や日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)の副社長を務めていました。さらに、横浜ゴム常務取締役を務めた福田洋さんや、日本石油ガス(現在のENEOS)の社長を務めた福田潮さんは叔父にあたるそうです。

このように福田淳さんは、メディアや経済界で重要な役割を担ってきた家庭で育ってきました。その背景が現在のキャリアや活動にも影響を与えていると考えられるでしょう。

福田淳の経歴と実績

福田淳さんはこれまでに数々の経歴や実績を残してきました。ここではその経歴や投資家としての実績について迫っていきます。

多彩な経歴

現在は、株式会社スピーディの代表取締役社長でありSTARTO ENTERTAINMENTの代表取締役社長でもある福田淳さんですが、社会人としての始まりは東北新社という総合映像プロダクション会社からスタートしました。

入社当初はCMのプロダクションマネージャーをし、2年目には新設された衛星放送部門に配属され、カンヌやミラノなどでの仕事も手掛けたようです。

その後、1998年にソニー・ピクチャーズエンタテインメントに転職をし、アニマックスやAXNの立ち上げに関わる仕事を行っていました。

そして、社内の起業制度を利用して2007年にソニー・デジタルエンタテインメント・サービスを立ち上げ、代表取締役社長に就任します。

社内起業ではありますが、起業家としての第一歩だと言えるでしょう。これは、福田淳さんが40歳の頃だそうです。

2017年に退職した後、株式会社スピーディを設立し、タレントエージェント事業やアートギャラリー運営、リゾート施設展開など多岐に渡る事業を展開しています。

そして2023年には旧ジャニーズ事務所の解体に伴い設立された、新会社STARTO ENTERTAINMENTの新社長に就任しました。


投資家としての実績

福田淳さんはエンジェル投資家としても知られています。エンジェル投資家とは、起業して間もないベンチャー企業やスタートアップ企業に投資する個人投資家です。

これまでに、「東京かあさん」のような非IT企業やデータ建築関連など、さまざまな企業や人への投資実績があります。

特に、投資先を選定する際にビジネスモデルや市場規模よりも「起業家自身が面白いかどうか」を最重要視しているという点は、福田淳さんならではだと言えるでしょう。

エージェント契約による「俳優・のん」の復活劇

俳優の「のん」さんは、当時の所属事務所との間に独立トラブルが勃発したことで、仕事が激減していました。

本名である「能年玲奈」として活動していたときにはNHK朝ドラ「あまちゃん」で大ブレイクし、その後の活躍も期待されていたのにも関わらず、本名も使えず地上波ドラマから姿を消しました。


そんな中、俳優・のんさんが所属する個人事務所と福田淳さんが社長を務める株式会社スピーディはエージェント契約を結ぶことになったのです。

エージェント契約を結んでからの、俳優・のんさんの代表的な仕事には、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞した映画「さかなのこ」やアニメ映画「この世界の片隅に」の主人公の声優などが挙げられます。


このように活動の幅を広げていましたが、なかなか地上波のドラマには出演できていませんでした。

しかし、2025年には11年ぶりに民放ドラマ「キャスター」に復帰したことで、大きな注目を浴びています。

この「俳優・のん」の復活劇の立役者として、福田淳さんへの注目度はさらに高くなっているのです。

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